きみは金色



「…………」



息が整わないまま開いたその結果に、おれは数秒間かたまった。


見えたのは気持ちをしぼませる、一筆で書けるアルファベット。



C判定。




「……Cかよ…」




思わず1人で、つぶやいてしまっていた。



…Cって。なんでC。


受けたとき、まあまあできたと思ったのにさぁ。


あれだけ頑張っといてこの時期にこの判定。さっきまでの興奮状態はどこかに吹っ飛んで、一気に頭が重くなる。



…そして。



そのCのとなりに並ぶのは、Cよりもさらに残念な……1番低い判定の文字で。




「………ハァ」




D。そのアルファベットを見て、大きなため息をついていた。



3つまで志望大学が書けるようになっている模試。


地元の私立の他に……一応、だけど。大阪の公立大学の名前も、書いておいたんだ。



真子と一緒の、大阪。



本当に受けれると思ってなんか、ないけどさ。