
- 作品番号
- 1007470
- 最終更新
- 2014/12/17
- 総文字数
- 137,106
- ページ数
- 380ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 986,499
- いいね数
- 4
- ランクイン履歴
-
総合68位(2014/04/20)
金髪に染めたおれの髪は
日に当たるとキラキラして
ライオンに似てて
きみの黒髪とは正反対だけど
でも
光ってるのは、きみ
おれは、きみが好きだ
************************************
不良男子と優等生女子
ゆっくり恋愛、始めませんか
2014.2.22~開始
〜2014.4.12完結
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この作品のレビュー
優等生の真子と、不良のレオ。
そんなふたりに接点なんか、全然なくて。
絶対に関わらないだろうって、思っていたふたり。
だけど、ある偶然からふたりは惹かれて行って。
恋っていうのは、どこから始まるのか、全然わからないんだなと思いました。
どんどんどんどん惹かれあっていくふたり。
真子を好きになってから、変わっていくレオ。
変わっていくレオは、とても格好よくて。
ああ、恋って凄いんだなあと、このお話を読んで思いました。
君は金色。
とても綺麗で、眩しい色。
このふたりの恋は、まさに金色でした。
これからも、ふたりの金色は光沢を増して輝くことだと思います。
そんなふたりを、心から応援しています。
金髪不良男子のレオ。黒髪優等生女子の真子ちゃん。
ふたりのゆっくりペースの恋と成長のお話がとても好きでした。
つまらない日常。色のない出来事たち。
そんな中でレオが見つけたのは、自分とは違う真面目な女の子で。
ふたりの関係は、1歩1歩が大切で、気恥ずかしくて、とても愛しくなっていく。
その初々しさが、たまらなく甘酸っぱくて悶えてしまいます。
受験という学生の大きな出来事。予想もつかない、距離という壁。
滲むように広がっていた不安は、彼女の大切な気持ちがとかして。
ふたりだけの方法で乗り越えた姿に胸が熱くなりました。
春のようにあたたかくて、夏のように眩しくて、秋のようにさみしげで、冬のように切なくて。
なによりも優しい光。特別な金色。
隣になくても変わらないから、その輝きは距離を越える。
ふたりの未来がずっと金色であることを祈っています。大好きです。
金髪で素行の悪いレオと、
黒髪で真面目な真子ちゃんは本来なら、
関わることなんてなくて。
でも、ちょっとしたキッカケでお互いを
想い合える関係になって。
誰かのために一生懸命になれる、
輝くことができる、
きみは金色。
***
一文一文に暖かさや優しさが
込められていて…読んでいる私まで、
胸が暖かくなりました。
人前で立つのが苦手なはずの真子が、
皆の前でレオへの想いを告げる所では、
思わず泣きそうになりました。
レオと関わって、真子が成長して。
…上手く言えないけど、良いなぁって、
じわぁってきました。
日常のふとした瞬間の輝きって、
こんなところにあるんだなぁって。
かなさんの書く物語を一度 読めば、
きっと引き込まれるはず。
ぜひ一度、読んでみてください。
この作品の感想ノート
かなさんの描く世界が、描き方が、とても好きです。
心にじんわり染み込んで忘れたくないと思ってしまいます。
忘れてしまいそうになっているキレイな気持ち、まっすぐで不器用で、とても大切な気持ちを独特の雰囲気で文章にしているのをすごいと思いますし、羨ましくもあります。
他の作品も順に拝読させていただきます!
これからも素敵な作品を楽しみにしていますので、頑張ってください‼︎
>ももたろんさま
気づくのが遅くなってしまいすみません。とても嬉しい書き込みをいただき、気づいたときには思わずにんまりしてしまいました。
とてもゆっくりしたお話ですが、ももたろんさまのような方に見つけていただき、読んでいただき、そしてお言葉をいただけたことが幸せです。青春のキラキラした感じが出ていたなら嬉しいです。そして後半、涙していただけたなんて感無量です…!
完結させられてよかったなぁと思える書き込みを、本当にありがとうございました(*^^*)
2人の真っ直ぐさと青春のキラキラした感じとっても素敵です。一見正反対に見えてその自分に無い部分にお互いが惹かれていく…
後半は涙涙でした。素晴らしい作品です。
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