きみは金色





2週間後の、寒さもいよいよ極みに達してきたその日。


模試の結果が、返ってきた。




「レオ、今日も残り〜?」

「おー、先帰っといて!!」




適当な会話を裕也たちと交わしたあと、おれは教室に向かってダッシュする。



少し前の自分は全国模試なんて受けることができるレベルじゃなくて。


でもこの間、やっと初めて受けたんだ。



その結果が今、自分の手に握られている。



家に着くまでは待てないし、だからといって廊下やゲタ箱で広げるのも微妙だ。



息を切らして駆け込んだ教室。


誰もいないそこで、おれは2つに折られた用紙に手をかけた。


判定がB以上なら、合格圏だ。



…ここ最近、イワコウにさんざんしごかれて。


脳みそがちぎれそうなくらい、頑張ったはずだ。だから、大丈夫だ。



おれはフウ、と一息入れてから、模試の結果を開いた。