…まだ、怒ってるけど。
怒ってたんだけど。放置しやがって、とか。何だよって、スネてるけど。
今。顔が見れてめちゃくちゃ嬉しいって思ってしまってること。
…やっぱりめちゃくちゃ好きだって思ってしまうことが、めちゃくちゃ悔しい。
「…っ、え、な、なんで!?どうしたの!?」
「待ってた」
「待っ…い、いつから?おわるの何時かわかんないのに……」
「…そうじゃなくて」
目の前にいる、真子の手を握る。
久しぶりだ。
久しぶりの真子だ。
「……そうじゃ、ないだろ」
ギュッと手を握る力を強めたら、真子の瞳が揺れた。
「……なんで、連絡してこねーんだよ。バカ」
「ご、ごめんね…っ」
「〜おれが出なかったら!出るまでかけろよ!!メールしてこいよ!!自分から会いに来いよ…っ、なんで……」
実際に真子の顔を見たら、だめだ。
言葉が、止まらない。



