「アホっ、絶対さわんなよ!!」
「うっわ!飯田うっぜぇー」
「かっわい〜。今までと全然違ったタイプだよなー」
「勝手に見んな」
「なんだよー。自慢するために連れてきたんだろー!?で、名前ナニちゃん?」
「ぜっったい教えねー!!」
真っ赤になった真子に軽く抱きつきながら、自慢げに笑う。
一方で女子たちはなんとなく…というか、明らかに不機嫌そうな顔をして、少し遠巻きにこっちの様子を見ていた。
そのうちの1人……名前は忘れたけど、茶パツセミロングの女子が口を開いて、こんなことを言ってくる。
「えー…?でも、バスケできんのぉ?この子」
…なんでそんな、ケンカ売ってきてる目つきなんすか。
誰サンか忘れたけど。同じクラスになったことあるような気もしないでもないけど。
しかもその当人だって、絶対にバスケなんかできない見なりだ。
長くてピカピカしたものがついたツメに、フリルの短いスカート。



