きみは金色



次の週に入って、その木曜日。


長かったテストが全教科、やっと終わりを告げた。


いろんな意味で終わったけど、それでも終わることは終わった。


そんなわけで、テスト明けの金曜日。


通常の時間割りに戻って、クラスの雰囲気は、ピリピリ感がすっかり抜けて和やかだった。


しかも、そんなおれたちをさらに喜ばせる出来事があったんだ。



5時間目の授業開始時間。

いつもはとっくに来ているはずの先生の姿はなくて、代わりになぜか、委員長が忙しそうにプリントを配り始めていて。


その光景に、疑問を抱いていた時だ。



「…き、今日の古典は、自習になるそうです。あの、みなさん、このプ、プリントを完成させておくように、と…」



委員長の言葉が終わる前に、教室がワッ!!と歓声に包まれた。



「まじで!?自習!?」

「うーわ、やった!寝れる〜!!」

「ええっ!?ラッキー!!」