ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 放課後

    告白されてる最中に
    連れ去られるだなんて、誰が想像するんだろう。

    少なくとも私は想像してなかったよ。

    無言のまま、私の手を引っ張って進む意中の相手、もとい水野蓮くん。

    そのまま空き教室に連れ込まれ
    何故か抱きしめられた。
    今までにない程近い距離。

    「あいつと付き合うの?」
    『え、いやお友達からなら、、、って思ったけど、、、』
    「俺の事好きだったんじゃなかったの?」

    珍しく、、、というか私が彼を知ってからこんなに言葉を紡ぐ姿を見たことがない。

    「最近、来てくれないのはあいつといい感じになったから?
    俺の事はもう好きじゃないの?」
    『好きじゃないというかむしろ大好きなんだけど、流石に押しかけすぎたかなぁって言うか迷惑かなって思って!』

    思わず変なことを口走ってしまった。

    「俺が恥ずかしくてつい素っ気なくしたのが原因だよね。これからは俺の気持ちも素直に伝えるから覚悟しててね?」

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    • 同級生
    • 卒業式
    • 廊下
    • 告白

    「第2ボタン貰うと嬉しいもんなの?」

    式が終わり周りは寄せ書きやら写真撮影やらで賑やかだ

    「嬉しいよ、好きな人なら尚更」

    横目で見ると、学ランのボタンが既に2、3個足りてない彼は贅沢なこと言うと思った

    「誰かから貰った?」

    「ないね!好きな人募集しよかな〜」

    冗談めかしてみたが今日が最後なことくらい分かっている

    「…へー、参考までにタイプ聞かせてよ」

    意外にも掘り下げてきたので

    「やっぱり一途な人は良いよね」

    高校で探すわ、と付け加えたら

    「その必要ないから。俺が立候補する」

    と真顔で言われてドキッとした

    「っ冗談…きついってー…」

    「第2ボタン」

    「え?」

    「渡す方も嬉しいのかも
    …好きな人なら尚更」

    そして彼がポケットから手を出して拳を私へ突きしたので、条件反射で手を出す

    「あげる」

    1つ、ボタンが手の平で転がって
    春は少し先なのに体がぽかぽかした

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    • 幼なじみ
    • 放課後
    • ベタ惚れ2【お題】

    思春期の男女が二人きりでいるだけで、例えばそれがただの幼なじみだったとしても、ウワサ話のネタにされるのがオチだ。

    だから極力人目のつく所では会わないようにしていた。ーーのに。

    彼はなぜか私の手を掴んだまま離さない。
    あろうことか恋人繋ぎのように指を絡ませてきた。
    「…何してるの」
    「んー」
    「んー、じゃなくて!離して、誰かに見られたら…」
    「見られたら困る?」

    いつもの優しい顔じゃない。
    真剣で冷静で熱のこもった視線に、私は思わず頬を赤らめた。困るのは私じゃない。
    「俺は困らないよ。むしろ噂になればいいと思ってる。牽制できるし」
    な、と同意を求めてくる。何に対しての牽制よ、と問いたくなったが、彼は返事を求めるように繋いだ手を揺らした。
    「…私、も、困らない」
    消えそうな声で呟いた私に、彼はハハッといつものように笑った。

    「俺、お前のそういうとこ好きだよ」
    「は!?」

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