『ユキ色』の完結当時は、結晶ちゃんの次の恋は騒がしいバカップルになるイメージ。

なんでも言い合える関係で、ユキのことは完全に乗り越えたと思っていました。



でも、そうではありませんでした。



簡単に吹っ切れる想いでなく、グダグダ悩んで、引きずられて、動けなくなって。

結晶ちゃんは結局、ユキから離れられない。



だから、〝雪〟でありながら〝春の使者〟でもあるヒカリが必要だったんだと思っています。





ちなみに〝雪の果て〟という言葉は元々存在し、〝振りじまいの雪〟という意味があります。

つまり、最後に降る雪──ユキへの想いの最後のつもりでこのタイトルにしました。





ファンメに書きこむSSを書いたら、しばらくは同時進行をしていた『その光を、追いかけて』に専念したいと思います。

実は今年の野いちごグランプリに応募させていただいております。



進みは遅いですが、間に合うように頑張るので、よければそちらもよろしくお願いします!





それでは、読んで下さった方に溢れるほどの愛を押しつけて。





            2015/1/25