もし、オレは、優芽のほうから別れを切り出されたら、素直に、 「わかった」 と、言えるんだろうか? 「…くそっ、イライラする、何でオレが…ちっ」 オレは、軽く舌打ちをして、店内を後にした。 「ちょ、ちょっと!遥斗くん!!?」 後ろからそんな女の声が聞こえたけど、今は、女と遊ぶ気分にもなれず、無視を決め込んだ。 遥斗side *end*