✿*❀٭✿*❀٭



目を開けるとそこはもう見慣れた真っ白な世界ーーーー




『鸞さん?』





鸞「ごめんなさい!!!」





問いかけると物凄い勢いで頭を下げ、謝った





『えぇ?!なにぃ?!』





鸞「桜海ちゃんにずーっと秘密にしていた事があって……」





ゴクリ))多分、颯来の事も関係しているんだろう。




『怒らないから言ってみ?』





鸞「コクリ 桜海ちゃんはさ、龍のチカラ、主に電気を操れるでしょ?」





『うん』





鸞「実はそれだけじゃないんだ……」





え?





鸞「今日、雷神が桜海ちゃんを殺せと命じている事を颯来という男に聞いたよね」





『うん……』





鸞「何で桜海ちゃんを殺そうとしていると思う?」




そんなの決まってる





『私はこの世にいちゃいけない存在だから、でしょ?』





鸞「違う。もっと重大で……」





違うの?でももっと重大って……





鸞「鬼畜のチカラ、風神のチカラ、龍雷のチカラ……特殊能力を持つ者の頂点に立つ者がいるのよ。




その人は神様的存在で第2覚醒…いいえ。進化すると特殊能力を持つ者を制す存在になるのよ。」





『うん?』





とにかく凄いお方なんだな……





鸞「それが貴女。桜海ちゃんよ」





『え……わたし?』





わたし?私ですか?また覚醒…っていうか進化するの??