ケータイ小説 野いちご

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それはきっと、君に恋をする奇跡。

*第1章*
放課後



水瀬くんと一緒に放課後を過ごしたらちょっとは元気が出るかな、なんて血迷ったお昼の自分を後悔したのはそれから数時間後。


いまあたしは、水瀬くんと一緒に放課後を過ごすために繁華街へやって来たんだけど。



……痛い、痛すぎる。



それはもう突き刺さりそうなくらい。


何がって……それは視線。



放課後の繁華街は高校生で溢れていた。


この時間のために今日一日頑張ってましたと思わせるくらいに目の輝いた女の子たちのメイクは、これ以上ないくらいバッチリ。


そんな子たちに声をかける男の子のグループ。


もちろんカップルも。



そんな中、あたしは女の子たちにチラチラ見られて。


あたしの顔に何かついてる?


慌てて鏡で確認したけど、べつにおかしな所はないし……。


美人でも可愛いわけでもないけど、そんなに見られるほど不細工なわけでもないはず。


じゃあ背中になにか……?

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