【完】八月は、きみのかくしごと

青春・友情

言ノ葉リン/著
【完】八月は、きみのかくしごと
作品番号
1402028
最終更新
2019/12/04
総文字数
80,495
ページ数
185ページ
ステータス
完結
PV数
98,913
いいね数
100
夏の空を泳ぐ雲が
同じ形を創らないように

その八月は、もう二度と訪れない


それでも私は
八月がくると思い出す

きみのかくしごとを

わたしときみがやり残したことを


* * *


「お前の罪状は命の無駄遣いだ」

事故のあと目が覚めたわたしは    

【生と死の裁判所】にいた


「今からお前に最後の夏休みを与えてやろう。
死ぬ気で生きてみろ」


今年の夏休みの課題は

生きたい理由と過ちを見つけることだった

じゃなきゃわたしは、未来を生きれない


*******

最後の夏
わたしは、自分の犯した本当の罪を見つけた


*******

2017.7.18 完結
誤字などを修正中
(内容に変更は一切ありません)

この作品のレビュー

★★★★★
2017/07/18 21:21
投稿者: 神崎リオナ さん
絶対読むべき!時間の大切さを知りました

いつどこで何があるかわからない。そういったことについて本当に考えさせられたし、教えてもらった物語でした。 全然難しくなくさくさく読めたのも良かったです。 登場人物の個性がハッキリと出てて、リアリティがありましたね。あー、私も母に対してこんな風に思った時期あったなとかそう言った共感できる部分もありました。 時間を大事にしなくちゃいけないな……とこの話を読んで本当に思いましたし、気づかせてもらいました。 裁判所っていいイメージはないですが、こんな裁判所ならあってもいいなと思います。  読み進めていくうちに私が予想した展開とは全く違って驚く箇所が多々あり予想を裏切ってくれて面白かった! 最後はびっくりしました! ……個人的に鬼丸、結構好きです。 リンさんの作品は恋愛物が主ですが、こういったタイプの話は初めて?で、こういうジャンルも面白かったです。

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この作品の感想ノート

私理解力がないんですけど奏多死んだんですか?

みおさん
2022/05/02 18:36

こんばんは·ᴥ·
まだ完結されていない公開されたばかりの時にちょこっと読んだっきり読めてなくて今回一気に読ませて頂きました
奏多がナツにお母さんのノートを渡すシーンからラストまで涙が止まりませんでした
どんな作品でも言ノ葉リンさんの作品は読む前と読んだ後で自分の中に少ながらずいい意味の変化があります
当たり前のことすぎて気づけないことなどに気づけました
時間をしっかり大切に「今」をしっかり生きようと思いました
素敵な作品をありがとうございます

西茉さん
2017/12/29 02:45

この作品のひとこと感想

すべての感想数:33

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