鈴音~生け贄の巫女~
ファンタジー
1
干支猫/著
- 作品番号
- 886443
- 最終更新
- 2014/09/30
- 総文字数
- 43,401
- ページ数
- 112ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 19,302
- いいね数
- 1
―――……チリン。
鈴の音。
いつの間にか辿り着いた世界、そこは「神隠し」の向こう側だった。
『神隠し……なんて、そんな、……っ』
《東条 凛(トウジョウ リン)》
「お前は元の世界に戻れやしない。この手を取れ」
《シン・ケヴィル》
「ささ、此方に。歓迎しますぞ、貴方が来るのを心よりお待ちしておりました」
――…「あれが人間か、あぁなんて人間臭いのだろうか。あんな間近で見るのは初めてだ」
「如何ですかな、このままこの村に永住してしまっては?」
――…「これでこの村も安泰だ、」
――…「 が出来たのだから」
行き先はどこまでも暗く濁り始める。
やっと見えかけた光は、
『貴方を愛しています。だから、逃げて』
『お前を愛してる。だから、逃げろ』
どちらかが**にならなければならない………
鈴の音。
いつの間にか辿り着いた世界、そこは「神隠し」の向こう側だった。
『神隠し……なんて、そんな、……っ』
《東条 凛(トウジョウ リン)》
「お前は元の世界に戻れやしない。この手を取れ」
《シン・ケヴィル》
「ささ、此方に。歓迎しますぞ、貴方が来るのを心よりお待ちしておりました」
――…「あれが人間か、あぁなんて人間臭いのだろうか。あんな間近で見るのは初めてだ」
「如何ですかな、このままこの村に永住してしまっては?」
――…「これでこの村も安泰だ、」
――…「 が出来たのだから」
行き先はどこまでも暗く濁り始める。
やっと見えかけた光は、
『貴方を愛しています。だから、逃げて』
『お前を愛してる。だから、逃げろ』
どちらかが**にならなければならない………
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…