気づけば君が近くにいてくれた
青春・友情
完
112
如月 いちは/著
- 作品番号
- 1652791
- 最終更新
- 2023/02/08
- 総文字数
- 95,007
- ページ数
- 195ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 67,660
- いいね数
- 112
- ランクイン履歴
-
青春・友情23位(2022/01/30)
- ランクイン履歴
-
青春・友情23位(2022/01/30)
あの日から私は変わってしまった。
あの事故がなかったら今頃
どれほど楽しい時間を過ごしていただろう。
全てから心を閉ざしてしまった私に
そっと手を差し伸べてくれたのは
君でした。
- あらすじ
- 小学4年生の冬。ちょっとした不注意から起きてしまった火事により、実桜は両親を亡くし、左頬に火傷を負ってしまった。
心に傷を負いながらも気丈に振る舞い続けていた実桜だったが、周りからの言葉や態度が嫌になり、不登校になってしまう。
そんなある日、SNSの趣味アカウントで同い年のアオイさんに出会い、ずっと止まっていた実桜の心が動き始める────。
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この作品の感想ノート
如月いちは様
初めて作品を拝読させていただきました。
なかなかに辛い現実がリアルな描写から始まって、最初は"最後まで読めるかな"と、悲しいスタートに少し不安がよぎりました。
でも、杞憂でした。
合間に絶妙なタイミングでアオイの言葉があって、ミオちゃんへのメッセージが的確で安心できたからです。
焦ったい部分も、目の前の友達とsnsでしかつながっていない(はずだった)人物との間に交互に訪れる"素直になれるシーン"と"距離を置いてしまうシーン"が焦れ焦れを爽やかに切り取っていて読み進めやすかったです。
同じ野いちご大賞応募の作品ということで読むきっかけとなった幸運に感謝です^_^
次回作も楽しみにしています。
すいか姫さん
2022/02/04 00:56
如月 いちはさんの書籍化作品
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