野いちご

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夜風のような君に恋をした
書籍化作品

作品番号
1652759

最終更新日
2021/11/12

夜風のような君に恋をした

朧月あき/著 ジャンル/恋愛(ピュア)
232ページ
PV数/383,480・総文字数/98,460



九月一日、夏休み明けの最悪な日
夜の高架で、死にたがりの私は君に出会った
苦手なはずの君に、毎夜会いたくなるのはなんでだろう





九月一日、終わりと始まりの日
夜の高架で、死にたがりの俺は君に出会った
夜に咲く花かと思ったのは、永遠の秘密だ







月は欠け、そしてまた満ちる

私達はその遥か下方で、やりきれない思いを抱いて、今日も必死に生きている







<死にたがりの優等生×死にたがりの美少年>



あらすじ

引きこもりの兄を持ち、親からの過度な期待で押しつぶされそうになっている高一の雨月(うづき)。ある夜、高架から落下しそうになったところを、冬夜(とうや)という他校の男子高校生に助けられる。死にたがり同士のふたりは、互いの傷を舐め合うように、毎夜その高架で会うようになる。友情でもなく恋でもない、言ってみれば運命共同体のはずだった。だけどある日、その運命が大きく動いて――

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午後9時すぎ、塾からの帰り道。学校では優等生で優しい人物を演じ続けている高校生の雨月は、橋の上で真っ暗な夜空を見上げながら、「死にたい」と呟いていた。不注意で落ちそうになったところを、同じ電車でよく見かけていた他校の男子・冬夜に助けられる。心の中を簡単に見透かしてくる美しい彼に、最初は苦手意識を持つけれど、じつは彼もまた生きる理由を見出せずにいた。そして、冬夜から「〝死にたがりこじらせ部〟を作らない?」と提案される。死にたがりの自分を大事にできるように、2人は夜にだけ会う約束を交わし、少しずつ心を通わせていった。しかし、ある出来事がきっかけで、突然冬夜が目の前から消えてしまう。そこには、悲しすぎる壮絶な理由が隠されていた。「約束して、もうひとりで泣かないって」――悲しい過去と孤独な夜が2人を繋ぐ、奇跡と希望の物語。