泣いて、笑って、怒って、傷つきながら
きみと過ごす明日を夢見た。
できることならこの先もずっと
きみの隣で笑っていたい。
四つ葉のクローバーが咲く頃に、
会いにきて。
きみに出会った瞬間から一生分の恋をしました。
たくさんの幸せをくれたきみ。
だから私は
今でもきみの幸せを願わずにはいられないのです。
*あの日の空にきみへの想いを乗せて。*
*2020.05.25*
単行本にて書籍化
好評発売中
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幼い頃に白血病を患ったひまりは、もう家族を悲しませないようにと、無理に笑ってすごすのが癖になっていた。そんなある日、同じ通学バスに乗る晴臣と仲良くなる。なにげなく過去のことを話すと、彼は「俺の前では無理するな」と抱きしめてくれた。クールに見えて人一倍優しい彼とすごす時間は、ひまりの心をとかし、自然と笑顔でいられるようになっていく。だけど、ひまりの病気が再発し、余命がわずかだとわかり…。それでも、「ずっとそばにいる。どんなことがあっても、俺はお前が好きだ」と想いをぶつける晴臣。ひまりは彼と、最後まで笑顔で一緒にいることを決めて――。一生に一度、全力の恋に感動&泣きキュン!!