この空を羽ばたく鳥のように。

歴史・時代

ていじろう/著
この空を羽ばたく鳥のように。
作品番号
1532997
最終更新
2024/04/25
総文字数
707,634
ページ数
565ページ
ステータス
完結
PV数
33,868
いいね数
9
ランクイン履歴

歴史・時代17位(2023/05/04)

ランクイン履歴

歴史・時代17位(2023/05/04)




思うがまま
空を自由に飛ぶことのできる
鳥たちを 羨ましいと思った。





もしも 今 鳥になれたら、

私は迷わず
あなたのもとへ向かうのに――――。







『あなたは はじめから 特別な人でした』











《注意》できるだけ史実に沿うよう心掛け、
実在した人物の名が出ておりますが、
この物語はフィクションです。

また、戦争に関して差別的、残忍な表現があることを
ご了承してお読みください。


本作品の内容は『この空のした。』と
同時進行しております。

シリーズ2作目です。

歴史背景は同じですが、
物語自体は独立したものなので、
『この空のした。』を読んでいなくても
大丈夫です。

ただし『この空のした。』で
歴史背景の説明をしているので、
今回は かなりはしょっております。

『この空のした。』の登場人物も出てきます。



 2018.11.16.〜2022.4.16.



あらすじ
会津藩士 津川瀬兵衛が養子を迎えた。娘のさよりはそれが気に入らない。自分が婿を迎えて跡を継ぐつもりだったからだ。

そんなさよりに、養子となった喜代美は言った。

「私と夫婦となり、この家を守り立ててくださいますか」

次第に心を通わせ、夫婦となる日を待ちわびるふたりに、戦争は否応無しに近づいてくる。

迫り来る有事に、ふたりが出した決断とは。

国難のため、身命を捧げた者たちの、いのちの物語。

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