鬼伐桃史譚 英桃

ファンタジー

蓮冶/著
鬼伐桃史譚 英桃
作品番号
1212002
最終更新
2018/01/11
総文字数
35,615
ページ数
94ページ
ステータス
未完結
PV数
1,537
いいね数
0
†story†


 ――人々を苦しめる邪悪な鬼が跋扈(ばっこ)していた古の時代。凶暴な大鬼が存在しておりました。忍の里の長は、大鬼を退治すべく立ち上がりました。
 が、しかし、大鬼は強力な力をもっているため退治することができず、長は己の身を犠牲にして封印いたしました。


 それから数十年経ったある日。

 十六の誕生日を迎えた忍の里の英桃(えいとう)は、父親の死の真相と、自分が忍の長という高貴な血筋であることを母親から聞かされ、鬼退治へと向かうことになりました。


 英桃は、南天、茜を連れ、大鬼退治へと旅立つ。


 そこで彼らを待っていたのは、可憐な乙女、櫻(さくら)。彼女もまた、大鬼と因縁を抱えていました。

 意気揚々と鬼退治に旅立った英桃らの前に、しかし強力な大鬼の子らと、そして新たに出現した強鬼が立ちふさがる。


 そして、絡み合う彼らの運命はやがて大きな渦となり、待ち受けていたそれぞれの宿命が今、明らかになるのです……。



●○●○●○●


謎多き可憐な少女。
櫻(さくら)
「たとえこの身がどうなろうとも、必ずや鬼を討ち滅ぼします」



雉(さぎ)のような華やかな美しい容姿をした青年。
柊南天(ひいらぎなんてん)
「鬼退治? 茜(せん)にできるわけないだろう?」


猿のような俊敏(しゅんびん)な動きをする青年。
茜(せん)
「オレは猿じゃねぇっ!!」


忍国の長の息子。
英桃(えいとう)
「敵は鬼に非(あら)ず。己が心也(なり)」


VS


鬼を束ねし強鬼。
紫威(のうぜんかずら)
「我はこの世を統(す)べる者也(なり)」





 お伽噺、桃太郎のアレンジ作品です。

 以前、公開していたものを加筆修正して公開しました。





 ©蓮冶

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