ケータイ小説 野いちご

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    • クール男子2【お題】
    • 放課後

    「あっ!南くんっ!」



    前のほうに見慣れた背中を見つけ、思わず大きな声を出して駆け寄る。




    「はぁ…なに?」




    あきれたようにため息をつきながらも立ち止まってくれる南くんに、やっぱりなんだかんだ優しいな…と思いながらも追いつく。




    その瞬間、私はバランスを崩して転びそうになった。




    「っと、危ないな…何やってんの。馬鹿なの?」




    私を支えながらも悪態をつく南くん。




    何もないところで転んでしまったものだから、何も言い返せない。





    「ご、ごめんねっ!」




    急いで離れて謝ると、無言で手をつながれた。




    「へ…?」





    私が驚いて困惑していると、南くんは平然と、





    「また転ばれても困るから。ほら、行くよ。」




    私の手を引く形で歩く南くんの耳がかすかに赤くなってたこと、言わないほうがいいのかな?

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    • クール男子2【お題】
    • 授業中
    • 教室

    ふぁ〜、眠い。
    午後1発目の授業が数学とか、眠いに決まってるじゃん。
    外をぼーっと眺めていると、肘をコツっと突かれた。
    「宮部さん、指されてる」
    教えてくれたのは隣の席の原くんだった。
    「えっ、あ、はい!」
    慌てて立ち上がると、細田先生が不機嫌な顔で私を睨んだ。
    「宮部、37ページの問2、解いてみろ」
    えっ、全然聞いてなかった!
    教科書からその問を探すが、難しすぎて解けそうにない。
    うわぁん、みんなからの視線が痛い…
    「どうした宮部、解けないのか」
    うわぁ、細田先生さらに不機嫌になる。
    危険な予兆だ助けて!
    そのとき
    「僕解いていいですか?解きたいんですけど」
    と言って、原くんが自ら前に出たのだ。
    「原がそう言うなら…宮部、問3解け」
    「は、はいっ」
    問3なら…解けそう!
    私は前に出て
    「ありがとう、原くん」
    と伝えた。
    すると彼が言った。
    「だって困ってる宮部さん、ほっとけないから」

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    • 先生
    • 授業中
    • 教室

    「どんくさ。」



    火傷をした私の指を横目に、吐き捨てるように言うのは養護教諭の潮田先生。



    「怪我してる生徒によくそんなこと言えますね。」



    我ながら生意気な口を叩けば完全スルー。

    なんなんだ、この先生は。




    潮田先生は、その顔立ちのためにファンの生徒も多い。


    この前の体育祭でも
    応援席よりも救護席が盛り上がっていたくらいだ。



    けれど、私は苦手。

    この人のペースに乗せられるのが嫌。



    「女の子なんだから、指は特に大切にしな。」



    そう言って私の頭を軽くなでる。



    「結婚するとき困るよ?」



    作り物のような笑顔を私に向ける。

    こういうことをするから、女子生徒が群れるのだ。



    乗せられまいとその手首をつかむ。




    「セクハラで訴えますよ先生。」





    「安心しな。高校生なんてガキに興味はない。」








    ホントに、嫌な先生。

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