咲倉ゆら さんのレビュー一覧
白いひつじさんにこう聞かれました。 「しあわせになれた?」 私はこう答えます。 はい。 とてもしあわせになりました。 とてもあたたかいお話を、ありがとうございます。
白いひつじさんにこう聞かれました。
「しあわせになれた?」
私はこう答えます。
はい。
とてもしあわせになりました。
とてもあたたかいお話を、ありがとうございます。
好きすぎて死んじゃうかもしれない
好きすぎて殺しちゃうかもしれない
──なんて、ちょっと怖い話なのかと、恐る恐るこの世界に踏み出してみたら
ああ、確かに
その通りだった
でも意表をつかれた
衝撃を受けた
この作品は
ラブコメディだった
その体質ゆえなのか、変態思考に陥りがちなヒロインと、経験は豊富だけれど、本当の意味で人を愛したことのない美男子の、甘いような笑えるような、『致死量』ギリギリ本気の恋の物語。
楽しいです。
読まないと損です。
是非是非、ご一読ください。
何もかも退屈で、ツマラナイと感じてしまう少女
けれど、何かが変わりはじめた
ある少年との出会いから
モノクロの世界は色づき始める
確実に変わり始める
けれど
ゆったりと流れていた時間は、突如火の海に変えられて……
現実にあり得る話だけに、色々と考えさせられるお話でした。
チラチラ見える戦渦の中で揺れ動きながら、しかし恐る恐る踏み出していく十代の子どもたちの瑞々しい心。
美しい景色と織り交ぜながら、ご堪能ください。
人間、誰だって負の感情はあります。
そして、誰だって綺麗な心を持っているのです。
だからこそ、自分を取り巻く環境を見つめなおす機会があれば、過ちを犯さずに済むかもしれない…。
自分の生き方をちょっと振り返ってみる。
そんな機会を与えられる作品でした。
題名を見れば一目瞭然な内容のお話ですが。
中身が非常に濃い!
辛いことも哀しいこともたくさんあるし、妬まれたり蔑まされたりすることもあるけれど、
それを泣きながらも強く乗り越えていく主人公と、そんな彼女に自然と集まってくる仲間たちの心温まるシーンが素敵です。
笑いと涙と青春がぎゅうっと詰まった一作。
すごく元気を貰いました。
オススメです。
記憶にも残らないほどの、些細な日常
その中には決して無意味なことなどなく
正面から目を向けてみれば、知らなかった様々な想いに溢れていた
知らなかった彼の想い
気づかなかった自分の想い
真実を知るほどに胸を締め付けられ、後悔の雨が降る
けれど同時に
未来への架け橋を作り、まぶしい青空を連れてくる…
「今」を「生きる」ことの大切さを知った彼女を待っていたその青空に
どうか、明るい太陽が輝いていますように
そう、切に願います
この物語を手にし、追うあなたにも
最後まで、笑っていて欲しいです
題名の通り、色んな人が、色んな事柄を『隠して』いる物語。 殺人事件の裏に隠された真相、秘密、人の想い…… それらが見事に絡み合い、ラストまで一気に読まされます。 お堅い話なのかと思いきや、ところどころに入る笑いがこれまた絶妙。 本格人情的(お笑い)ミステリー。 どうそ、お手にとってみてください。
題名の通り、色んな人が、色んな事柄を『隠して』いる物語。
殺人事件の裏に隠された真相、秘密、人の想い……
それらが見事に絡み合い、ラストまで一気に読まされます。
お堅い話なのかと思いきや、ところどころに入る笑いがこれまた絶妙。
本格人情的(お笑い)ミステリー。
どうそ、お手にとってみてください。
寒くなると雪が降ってくるけれど
雪を降らせるのは、本当はとっても大変なんだよ
色んな人の力をかりて
みんながんばって雪を造るんだ
それもこれも、アナタの笑顔のため
しあわせに微笑んでほしいから……
そんな素敵なお仕事現場
ちょっとだけ、覗いてみませんか?
黄昏色の記憶
それはとても哀しく、しかしとても愛しいモノを連れてきた
その先にあるものは『別れ』
でも
その『さようなら』は、また再び巡り会うための約束……
短い中にぎっしりと内容が詰め込まれた物語。
ジャンルはSFですが、切ないラブストーリーです。
是非、お手に取ってみてください。
独りではなにも出来ない
独りでは想いを育てられない
だから一緒に考えよう
互いの想いを伝え合おう
答えはきっと、そこにあるから……
優しさで満ち溢れた、美しい詩のような物語。
輝く星の海に身を漂わせ、一緒にその“答え”を探しに行こう。
宇宙から降って来た厄災『AOK』と、人類の未来をかけた最後の戦いが始まった。
互いに掲げる正義、友情、絆。
それはどちらも正しく、決して間違ってなどいない。
それでも結果として、勝者が正しいということになるのかもしれない。
戦争がいかに愚かしい行為だとしても。
それが分かっていながら、彼らは戦った。
自分たちの正義を信じて。
仲間たちを信じて。
明日を取り戻すために。
彼らが導いた世界の行く末、見届けてその胸に刻んでください。
空から降ってきた厄災、『AOK』
人類とAOKの生存をかけた戦いが、今、はじまる……
AOKの分泌液に対する抗体を持っているために特殊部隊に選ばれたのは、それぞれ普通の日常を送っていた者達だった。
当然反発する者や弱さをひけらかす者もいる。
けれどもそれを乗り越え、得体の知れない化け物に恐怖を抱きながら、仲間たちとの絆を信じて立ち向かっていく彼らの姿に胸を打たれました。
主人公の彼らだけが特別なのではない。
彼らを支える周りの人達もまた、心を通わせ、一緒に戦っているのだということがが何より感動的です。
命の尊さを訴えかける、壮大なSF作品。
是非、ご一読ください。
いつもの日常が、突然血に染まる。
得体の知れない蟲が体内に入り込み、人々を生ける屍へと変えてしまう。
生存者たちはゾンビが徘徊する街から、無事に脱出することは出来るのか──。
企画参加者設定キャラによる、スペクタルなサバイバルホラー。
単なる恐怖物語ではなく、そこには人の怖さと愚かさ、弱さ、そして強さと優しさ──色んなモノが溢れている。
あなたは絶望の中に、何を見るのか。
シリーズ一作目、『屍の孤島』から是非お読みください。
いきなり異世界に連れ去られ、宇宙の救世主となる『瑠璃の巫女』に選ばれたのは、ごく普通の女子高生だった──。
息をも付かせぬ心理戦、圧巻の艦隊戦。
その戦いの影で絡み合う、甘く切ない、ほのかな想い。
でも一番の見所は、主人公の少女の心の成長。
しっかりその目に焼き付けてください。
心に重いものを抱えたまま、旧友と再会した主人公が迷い込んだ『蛍の森』
そこは現実なのか、それとも夢の世界なのか──。
友達や家族、そして大切な人。
これは自分たちの『繋がり』を紐解く物語。
一切の無駄のない、研ぎ澄まされた文章と構成で、見事に物語の世界へ誘われます。
散りばめられたピースを拾い集めながら、貴方の手で『ハルジオン』を完成させてください。
どうしても忘れられない風景がある。
そこに、大切な自分の気持ちを置き去りにしてきたから。
忘れられないのに、気付かないフリ──
そうして大人になった一人の女性の、心の痛み、葛藤、そして、青春を綴った物語。
夢も、恋も、友情も。
大人になればなるほど、遠くにいってしまう気がするけれど。
そんなことは、決してない。
何も、諦める必要はない。
そう、強く思わせてくれる、素敵な作品でした。
鮮やかに広がっていく夏の情景とともに、お楽しみ下さい。
たくさんのことを我慢して、
たくさんのことを諦めて、
たくさんの言葉を飲み込んで……
そうやって心に鍵をかけて、本当の心をも見失って、飛んでいってしまいそうだった。
けれども。
「ずっと一緒にいてやる」
と。
たったひとりでも、そう言ってくれる人がいるのなら。
まだ地上で頑張れる気がしませんか?
誰にでもきっと、そう言ってくれる人がいる。
信じることも、受け入れることも、勇気のいることかもしれないけれど。
それが、明日への第一歩。
「先生、好きです」
その想いは静かに胸の中で膨らみはじめ、やがて抑えきれないほど大きなものとなる。
それでも、言えない。
先生と生徒
大人と子供
近くにいても遠い。決して届かない距離。
丁寧に綴られた心情が棘のように突き刺さってきます。
様々な試練が訪れたあと、主人公の心に残った想いは……
ラストは良い意味で裏切られました。
大きく成長した彼の姿が眩しかったです。
前作のレビューでも書いたような気がしますが。
これを読んだら、エレベーターに乗れません。
もしかしたら自分も……
そう考えると、扉の前で足が竦んでしまうでしょう。
でももし、どうしても乗らなければならないのだとしたら……
あなたを影からジッと見ている赤黒い眼球に
薄暗い箱の中に閉じ込めてしまわれないよう……
気をつけてください
波乱万丈の幼少期を過ごした主人公は、いつしか心を閉ざしてしまう。
けれども、その閉ざした心の扉を開けてくれる男の子が現れて……。
閉ざされていた心が緩やかに変化していく様は見事です。
徐々に穏やかになっていく主人公の心に、いつしか私の心もシンクロしていました。
多少強引な設定もありましたが、
きちんとリアリティを感じさせてくれたのは素晴らしいです。
辛いことのあとには、必ず幸せが待っている。
そんな希望を抱かせてくれる作品です。