咲倉ゆら さんのレビュー一覧
今まで本当の恋をしたことがなかった主人公が、ある女性に恋をする…。
登場人物が皆魅力的で、特に主人公が恋をする女性は、誰が読んでも「かわいい!」と思えます。
サラサラと流れるような軽快な文章で綴られていく、楽しくて優しい、そして切ない物語…。
「恋」をして、自分は何か得られるものはあったのだろうか?
「恋」をして、相手には何をしてあげられたのだろうか?
ラストは貴方の目で確かめてみてください。
「僕」と「俺」
まったく違う人生を歩む2人を繋ぐ夢。
多くの謎を残したまま完結されていますが、それでも「面白かった!」と叫んでしまう内容です。
ここで説明をするより、読んでもらった方がいい。
是非、ご一読下さい。
年の割には落ち着いている青年、蒼太と、『アルビノ』という疾患を持つ女性、紅葉の、静かに奏でられる愛の物語。
夜闇を照らす月の光のように、優しく、そして美しい。物語の隅々に漂う独特の雰囲気に、あっという間に引き込まれていきます。
誰かに傍にいてもらいたい。
そんな時、ふと手にしたくなる。そんな物語です。
どういう事情があっても、子供を虐待するようなことがあってはならない……ということに、真正面からぶつかっていった物語です。
壊れていく夫婦の信頼関係、その中生まれてきた我が子に向けられる怒りと悲しみ。悩み、苦しむ夫婦と、健気に、必死に生きようとしている子供の姿が鮮烈に描かれています。
目を逸らさずに、最後まで読んでみてください。
きっと、貴方も『ぬくもり』を感じることが出来ます。
カメラマンの拓郎が見つけた、儚げな妖精のような少女、藍。
藍の身元は不明だが、何となく一緒に暮らし始めた彼らはゆっくりと惹かれあっていく。それはまるで、夢の中のように優しい時間。
その時間は突然に終わりを告げる。
拓郎の前から忽然と消えてしまった藍。
その真意には、驚くべき真実が隠されていた…。
最後まで丁寧な描写としっかりとした構成で綴られる、本格的なストーリーは圧巻です。
分類としてはSFですが、作者さんの人柄を感じさせるような優しいお話です。
登場人物に絶対的な悪人がいない、というところがそれを感じさせるのだと思います。
読み終えた後に残る温かさ、是非、感じてください。