若林はしるさんのレビュー一覧

★★
2008/05/29 19:47
感想

終始に渡る軽快なノリが、読者を笑いに誘い、鮮明な描写にも注目したいコメディ作品。 年頃の男女を良く捉えており、そしてその層に照準を合わせた少しエッチな内容は、ドキドキワクワクを感じさせてくれる。 笑いやエロス以外の所々に作者の趣味であろう表現が見え隠れする点が微笑ましい。 ニヤニヤと変に笑える長編を読みたいのであれば一読する価値あり。

終始に渡る軽快なノリが、読者を笑いに誘い、鮮明な描写にも注目したいコメディ作品。
年頃の男女を良く捉えており、そしてその層に照準を合わせた少しエッチな内容は、ドキドキワクワクを感じさせてくれる。
笑いやエロス以外の所々に作者の趣味であろう表現が見え隠れする点が微笑ましい。

ニヤニヤと変に笑える長編を読みたいのであれば一読する価値あり。

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★★
2008/05/27 20:04
感想

視点を切り換えて、二者の想いを感じられる作品。 過去に記された思い出が長い時間を飛び越えて、再び記されていく記録の恋物語です。 テンポの良い文章と同調し易い心理描写がとても上手く、視点を切り換えた事で細かい表現が際立ってくる。 読み終えた後は、「良かったね!おめでとう」と素直に思え、優しい気持ちにさせてくれます。

視点を切り換えて、二者の想いを感じられる作品。
過去に記された思い出が長い時間を飛び越えて、再び記されていく記録の恋物語です。

テンポの良い文章と同調し易い心理描写がとても上手く、視点を切り換えた事で細かい表現が際立ってくる。
読み終えた後は、「良かったね!おめでとう」と素直に思え、優しい気持ちにさせてくれます。

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★★
2008/05/26 02:21
感想

一人称視点で進行する本作は、自己意識を持つ事の大切さを描いた考えさせられる作品です。 支えられる側は誰かに支えられて自己を保ち、支える側は誰かを支える事で自己を保つ。 ただ、それは誰かに依存しているだけで、本当に自己意識なのか? しかしそれよりも、そんな相手がいる事が幸せなのかも知れませんね。 周囲の人々の有り難さに気付くお話です。

一人称視点で進行する本作は、自己意識を持つ事の大切さを描いた考えさせられる作品です。

支えられる側は誰かに支えられて自己を保ち、支える側は誰かを支える事で自己を保つ。
ただ、それは誰かに依存しているだけで、本当に自己意識なのか?

しかしそれよりも、そんな相手がいる事が幸せなのかも知れませんね。

周囲の人々の有り難さに気付くお話です。

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★★
2008/05/25 20:43
感想

人により解釈が変わる、少し深い意味を持たせてある作品。 “世界と言うものが何なのか?”と“警告者の善か悪か?”について触れているものと私は感じました。 読む事で考える場を与えてくれるので、一読してみては?

人により解釈が変わる、少し深い意味を持たせてある作品。
“世界と言うものが何なのか?”と“警告者の善か悪か?”について触れているものと私は感じました。
読む事で考える場を与えてくれるので、一読してみては?

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★★
2008/05/25 19:43
感想

小さな子供の命に対する想いと、それによって学ぶ優しさがよく描かれた作品です。 終始、一人称視点で進行する本作は、見る方向によりセリフ進行とも取れますが、深い表現を廃した事で逆に未熟な子供らしさが表れています。 そこに“ある”毎日が、急に“ない”となる無慈悲を感じて頂きたい。

小さな子供の命に対する想いと、それによって学ぶ優しさがよく描かれた作品です。
終始、一人称視点で進行する本作は、見る方向によりセリフ進行とも取れますが、深い表現を廃した事で逆に未熟な子供らしさが表れています。
そこに“ある”毎日が、急に“ない”となる無慈悲を感じて頂きたい。

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★
2008/05/23 20:01
ネタバレ
感想

ラブコメ学園モノとして人物構成は悪く無いです。
進行のテンポも小説初心者(初級者では無く)が読むには、馴れ親しんだ漫画の様でサクサク読めるでしょう。

しかし主人公に想い人、親友に転校生と色々なお話を生める構成なのに、お話を生む事を投げている印象がします。
何の為の親友で、何の為の転校生か良く分からないですし、存在する意味が殆ど無いのが実情。
主人公に自体に魅力が少なく、自己投影(読者に置き換える)も難しい。

登場人物を中心に物語をもっと広げて盛り上げる様にしてみましょう。
幼少期の約束に関する何かを成長した現在に起こしてみたり、想い人を取り合って親友と行き違ってみたり、転校生に嫉妬する想い人を描いたりと定番の流れでも出来る事は沢山あります。

頑張ってください。

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★★★
2008/05/23 19:32
感想

未成熟な少女の想いと、過去に尾を引く大人の想いが絡み、読者の心をくすぐる淡い恋物語。 上手く起承転結をまとめ、テンポの良い流れが秀逸。 定番の設定ですが、それを飽きさせず楽しませる技術が詰まっている作品です。 しかしながら、心理描写があまりにも淡々とストレートに感じられ、“友人から得た嬉しさ”と“想い人から得た嬉しさ”の差が分かり難いのが惜しい。 既存ケータイ小説作家が足りない技術の例に漏れず、修辞技法の不足が問題。 これを抜け出した者がケータイ小説作家の上級者となるでしょう。 星は2.5を四捨五入で3つ星。 初心ケータイ小説作家にも読ませたい一作ですね。

未成熟な少女の想いと、過去に尾を引く大人の想いが絡み、読者の心をくすぐる淡い恋物語。
上手く起承転結をまとめ、テンポの良い流れが秀逸。
定番の設定ですが、それを飽きさせず楽しませる技術が詰まっている作品です。

しかしながら、心理描写があまりにも淡々とストレートに感じられ、“友人から得た嬉しさ”と“想い人から得た嬉しさ”の差が分かり難いのが惜しい。
既存ケータイ小説作家が足りない技術の例に漏れず、修辞技法の不足が問題。
これを抜け出した者がケータイ小説作家の上級者となるでしょう。

星は2.5を四捨五入で3つ星。
初心ケータイ小説作家にも読ませたい一作ですね。

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★★★
2008/05/23 11:43
感想

柔らかい印象が尻上がりに感情を膨らませ、意外性を伴いながら、最後は余韻を引く良い作品に仕上がっています。 ケータイ小説ならではの気軽さと、基礎を押さえた進行は従来小説の読者からしても見事と思える。 欲を言うなれば、文の装飾をもっと美しいものにして欲しいと感じます。 修辞技法から、時の表現と映像の広がりを明瞭にすると更なる良作に化けるかと。 野いちご作家の中では上級クラスの技能に惚れ惚れしました。 今後とも注目させて頂きます。

柔らかい印象が尻上がりに感情を膨らませ、意外性を伴いながら、最後は余韻を引く良い作品に仕上がっています。
ケータイ小説ならではの気軽さと、基礎を押さえた進行は従来小説の読者からしても見事と思える。
欲を言うなれば、文の装飾をもっと美しいものにして欲しいと感じます。
修辞技法から、時の表現と映像の広がりを明瞭にすると更なる良作に化けるかと。

野いちご作家の中では上級クラスの技能に惚れ惚れしました。
今後とも注目させて頂きます。

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★★★
2008/05/23 11:06
ネタバレ
感想

終始、第三者視点で描かれる本作のテーマをあげるなら“偶然”でしょう。
偶然にも悪いくじを引いた少女が、偶然にも民を救う結果となった。
少女にも王にも未来の“暗さ”が上手く描かれた作品だと思います。

欲を言えば、偶然が生死の表裏を生み出したのですから、どこかに表裏の要素を含めた表現が欲しかったと感じました。
偶然、運命、そして表裏が更なる深みを見せてくれるはずです。

全体の文章ですが、最低限の簡素にまとめられ、それが儚さを際立たせてはいるのですが、読者を世界に引き込むとまでは至っていません。
少々凝った比喩や魅力を感じる表現が足りない。

野いちごの平均レベルを考えると、圧倒的な懐を持つ作者様に今後とも期待を寄せたいと思います。
簡素の美、大変良かった。

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