鍋島キリさんの作品一覧

春がつれてきたきみは・・・

総文字数/4,363

恋愛(ピュア)7ページ

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ある人を救ってほしい。 突然父から任命された。 その人は隣県にある高校の剣道部の監督。 しかも全国で3本の指に入る強豪校の指導者。 そんな屈強な男が若干15歳の乙女に助けを求めるなんて、なんと情けないことか。 ところで理由は? それは彼の沽券に関わることだから言えない、って・・・!! 何それ! と、かなり抵抗したけれどあの手この手で言いくるめられていざ隣県へ。 そして迎えに来た彼は、屈強どころか春の突風に吹き飛ばされそうな脆弱で美しい若者だった。
三日月だけが見ていたふたりの輝かしい生活

総文字数/45,296

恋愛(ピュア)33ページ

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「ええと、俺って、一ノ瀬さんのタイプかな?」 「は?は?はあ?」 「だ、だからね、そうだったらマズイというか」 「全然。まるで逆」 「そうなの?全然好みじゃない?」 「うん。全然」 「そ、そうか。そうだよね。いつも俺を見る時、睨みが利いてるもんね。タイプならもっと優しい目をして見るよね」 「まあ、そうだね」 「ところでさ、一ノ瀬さんには何か目的があるのかな。その、すごく節約している雰囲気だから」 「まあね」 「どんな?」 「言いたくない」 「そうか。じゃあ利害が一致したみたいだよ」 「え?」 「俺も一ノ瀬さんもある目的があって節約している。そして、俺は一ノ瀬さんを、一ノ瀬さんは俺を、全く意識していないってこと」 「あの・・・だから?」 「一緒に暮らそうよ」
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