プロフィール

花咲璃優
【会員番号】331495
恋愛と、偶にファンタジー書いてます。
作風はダークめ。偶に青春きらきら。
長編完結できなくて短編ばかり量産してる人。


Main
▼一番星にキスを
└私の隣で惑わす一番星に騙されたりなんかしない

完結
▼恋風吹く春、朔月に眠る君
└「桜の木の下には死体が埋まってるって知ってる?」

▼きみはだいきらいなソーダ味
└これはわたしの宣戦布告


MAIL:9/25

作品一覧

一番星にキスを

総文字数/1,887

恋愛(学園)3ページ

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  陽が沈んで一番最初に見える星 それが一際輝くキミだから 「キスしてもいい?」 「やだ」 名前もついてないような星を キミは見向きもしないんだ *★*―――――――――――*★* 私の隣で惑わす一番星に 騙されたりなんかしない *★*―――――――――――*★* 今をときめくスターも 幸せそうな顔をしてるあの子だって 笑顔の裏側の世界はある 「すげー羨ましい」 それは一番星のように輝く君にも等しい 「あんなもの、一生要らなかった」 腕を振り払えなかったのは 同情なんかじゃなかったよ **************************** START 2017:10:05 ****************************
【短編】さよなら、愛しいひと

総文字数/3,794

恋愛(ピュア)9ページ

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今日、一つの恋が、 終わる――。 「ずっとずっと、すきだった」 苦しくて悲しくて 痛いほどの想いを断ち切って 「これでちゃらにしてあげる」 さよなら、愛しいひと――。 ゜*○。。*○゜゜*○。。○*゜゜*○。。○*゜゜○*゜ Review☆Thanks 夢雨さま ******************* START 2014:06:05 END 2014:06:05 *******************
恋風吹く春、朔月に眠る君

総文字数/137,668

恋愛(ピュア)157ページ

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  「桜の木の下には死体が埋まってる って知ってる?」 その人を見て思い出したのはきみのこと ずっと飲み込まれたことばを探してたの きれいなその下に何があっても構わないから きみの声で聴かせてほしかったんだよ 「彼は桜の木の下に埋まる死体なのか、 それとも桜の木そのものなのか、 どちらなのでしょうね?」 ――ねえ、私はまだ何も言えてないよ 息が苦しくて、身体が熱くて 鉛のように重い足をもう動かしたくない それでも伝えたいことがあるから 「お願いだから間に合って」 開け放たれた窓から今日も聞こえる ゆるやかに朽ちていく感覚が 針を刺すような感覚が 呼吸を支配されたように苦しくて愛おしい 私達はこの音楽のように きっといつまでも永遠に ゜*○。。*○゜゜*○。。○*゜゜*○。。○*゜゜○*゜ Review☆Thanks 野々原 苺さま *************************** START 2016:01:06 END 2017:09:25 ***************************
【短編】きみはだいきらいなソーダ味

総文字数/4,514

恋愛(学園)6ページ

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  夏のきみはそれがとても似合う 「ほら、お前にもやるよ」 “ほんとはきらいなの” 「ありがと」 なんて言えるわけなかった わたしのだいきらいなソーダ味 他の人に恋するきみがすきなわたし ほんとが言えないわたしは 嘘つき逆さまことば いつか、いつか、振り向いて。 これはわたしの宣戦布告 きみはだいきらいなソーダ味 ******************************** START 2017:08:29 END 2017:08:29 ********************************
【短編】貝殻の向こうに恋は消える

総文字数/4,999

恋愛(ピュア)10ページ

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  最期の夜明けを見つめ 願うはただ一つ 多くは願わない 大きなことは願わない だから、だから、 一つだけ叶えてほしい それだけを残して それだけを遺して 君への足枷になるものは 泡の音とともに 貝殻の向こうに消えよう ゜*○。。*○゜゜*○。。○*゜゜*○。。○*゜゜○*゜ Review☆Thanks 水槽スウィッチさま ************************** START 2016:11:09 END 2016:11:18 **************************

公開リスト一覧

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レビュー一覧

★★★★★
2014/07/26 23:38
空を泳いでキミへ

思わず目を眇めてしまうような眩しさと包むような温かさを併せ持つ光があるお話でした。 世界は理不尽に塗れてると、だからこの世界は嫌いだと、そう言った朝日ちゃんの瞳は透き通るように真っ直ぐ純粋に、世界を見つめているのでしょう。 初恋の人を忘れられず、ずっとその人の生まれた意味としてピアノを弾き続けてきた連君もまた、真っ直ぐで純粋で。その繊細さと綺麗な想いが溢れたピアノを奏でるのでしょう。 そんな二人の奇跡は青春を思わせるには十分でしたが、今同い年の私は青春を謳歌しているかと聞かれるといまいちピンときません。きっとまだ眩しい光の中を走っている真っ只中だから気付かないだけで、何年も走り続けた先で振り返った時、あんなに眩しい時代があったのだと懐かしく思うのだと思います。17歳が過ぎてしまった人も二人と同い年の人も、まだ年下の人も各々に17歳という時間を鮮烈に伝えてくるのではないでしょうか。

思わず目を眇めてしまうような眩しさと包むような温かさを併せ持つ光があるお話でした。

世界は理不尽に塗れてると、だからこの世界は嫌いだと、そう言った朝日ちゃんの瞳は透き通るように真っ直ぐ純粋に、世界を見つめているのでしょう。

初恋の人を忘れられず、ずっとその人の生まれた意味としてピアノを弾き続けてきた連君もまた、真っ直ぐで純粋で。その繊細さと綺麗な想いが溢れたピアノを奏でるのでしょう。

そんな二人の奇跡は青春を思わせるには十分でしたが、今同い年の私は青春を謳歌しているかと聞かれるといまいちピンときません。きっとまだ眩しい光の中を走っている真っ只中だから気付かないだけで、何年も走り続けた先で振り返った時、あんなに眩しい時代があったのだと懐かしく思うのだと思います。17歳が過ぎてしまった人も二人と同い年の人も、まだ年下の人も各々に17歳という時間を鮮烈に伝えてくるのではないでしょうか。

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★★★★★
2013/12/16 18:50
ネタバレ
大好きなお話

まず初めに完結おめでとうございます!

このお話は私が野いちごに登録させてもらった頃からずーっと読んでいて、今までずっとレビューを書いた事が無かったのですが、すっごく大好きなお話です。
個性的なキャラ達や描写、伏線の張り方などとても上手ですごく尊敬しています。
運命のその考え方も考えさせられますし、読む度すごいなあと思っていました。

Ⅳになった今回、国の危機を全力で戦ったキャラ達はみんなⅢより増して輝いていました。
両親と会うくだりでは思わず泣いてしまいました。
見殺しにするんだと分かってそれでもあるべき運命を辿る為にその行動をとった2人の覚悟にとても心揺さぶられました。

大好きなこのお話も次で完結編と言う事で最後まで強く逞しく生きるみんなを一読者として見守りたいと思っています。
ゆっくり更新を待っていますので、最後までみんなを勇姿を書ききって下さいね。
応援しております!

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★★★★★
2012/02/27 21:41
ネタバレ
悪魔と契約

天涯孤独の少女、その名は澪__

未熟児で生まれた少女は歩く事が出来ず、生きる事に限界を感じ、身を投げようとしたその時だった



悪魔が現れたのは____



悪魔と契約すれば、10日間の命と引き換えに歩く事が出来る

それを聞いた少女は悪魔と契約する___________



10日間の命と引き換えに契約した少女と悪魔の良く末を是非、ご覧下さい♪

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★★★★★
2012/02/05 21:16
ネタバレ
幸せってなぁに?

ユール・ド・エシャルのお姫様のローナ・ベルは魔法が大の苦手

そんなお姫様に出された課題____


それは人間界に幸せを探しに行く事!

人間界に行ったローナ・ベルこと楼那すずは5人の男の子達に出会う

その男の子達にはそれぞれに闇を抱えていて?

__________________

幸せって普段、色々な所にあるモノ
それは小さなモノから大きなモノまで

身近にあるからこそ、気付かない
身近にあるからこそ、考えない

だからこそ、色々な事を気付かせてくれるそんなお話


皆さんも一緒に幸せを考えてみては如何でしょうか?

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★★★★★
2011/11/24 23:38
風化しないように...

3月11日の東日本大震災から月日は流れ、11月下旬。 時間は経てど、被災者の心の傷はまだ癒えていない事でしょう。 それなのに、今ではあまり、震災関連のニュースは見ません。 その事から、"風化"が進んでいるのでしょう。 そんな中、この作品の作者様が"風化しないように"と考えたこの作品。 生きたくても生きられなかった人達___ 生きてて欲しかった人が生きていなくて、自分だけ生き残った人達___ この双方の思いを生々しくも美しく、強く書き上げられています。 生きたくて、頑張ったけど生きられなかった人達がいる事を忘れないように。 震災の中、生き延びた人達のこれからに幸あらん事を。 これを読めば、強く、そう考えられるのではないでしょうか?

3月11日の東日本大震災から月日は流れ、11月下旬。

時間は経てど、被災者の心の傷はまだ癒えていない事でしょう。

それなのに、今ではあまり、震災関連のニュースは見ません。

その事から、"風化"が進んでいるのでしょう。

そんな中、この作品の作者様が"風化しないように"と考えたこの作品。

生きたくても生きられなかった人達___

生きてて欲しかった人が生きていなくて、自分だけ生き残った人達___

この双方の思いを生々しくも美しく、強く書き上げられています。

生きたくて、頑張ったけど生きられなかった人達がいる事を忘れないように。

震災の中、生き延びた人達のこれからに幸あらん事を。

これを読めば、強く、そう考えられるのではないでしょうか?

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