青羽 真さんの作品一覧

約束の庭

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【柚木刑事シリーズ 第三作・完結編】各作品は独立した事件です。本作からお読みいただけます。  児童養護施設「若葉園」の園長・桐生誠一が、庭の石段の下で死んでいた。  七十八歳。五十年にわたって園を守り続けた人物だった。  現場に立った県警の柚木は、ひとつの違和感を覚える。転落死にしては、血が少なすぎる。  園長室からは、公式の帳簿とは別に、五十年分の手書きの記録が見つかった。  そこに書かれていたのは、卒園していった子どもたちへ、園長が私費で渡し続けた金の記録だった。  庭には桜が植えられている。一本ごとに、ひとりの子どもの名前がある。  その庭で、園長は誰と、何を約束したのか。  老刑事と若い相棒が、五十年分の記録をたどっていく。  ※作中に、児童虐待および自死を想起させる描写が含まれます。  ※本作は、城見町を舞台にした三部作の完結編にあたります。県警捜査一課の柚木数馬と、若い相棒の三雲拓海。同じ町で向き合った、独立した三つの事件です。 第一作『八月の蛍』(完結)  二十年、母は提灯を灯し続けた。帰らない息子の、目印として。 第二作『忘れ雪』(完結)  積もらずに消える雪を、忘れ雪という。
忘れ雪

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積もらずに消える雪を、忘れ雪という。 【柚木刑事シリーズ 第二作】各作品は独立した事件です。本作からお読みいただけます。 初雪の夜、城見署に八十歳の女が現れた。矢代キヨ。認知症が始まったばかりの彼女は、六十年前に男を一人殺したと告げる。だが記録を洗っても、その年に事件は存在しない。 「全部、話しなさい。……私が覚えておきます」 定年を七か月後に控えた刑事・柚木は、調べるのではなく聞き書きを始める。やがて工場の跡地から白骨が出た。昭和四十五年、南陽紡績の女工寮。前借金に縛られた娘たち。そして、五十五年間ただの一度も欠けなかった、差出人のない年賀状。 描かれているのは花の絵が一枚と、同じ言葉だけ。ゆびきった、げんまん。百回、万回。 二人の少女が交わした約束と、六十年の沈黙の物語。 ※本作は、城見町を舞台にした三部作の第二作です。県警捜査一課の柚木数馬と、新人刑事の三雲拓海。同じ町で向き合った、独立した三つの事件ですので、本作からお読みいただいても差し支えありません。 第一作『八月の蛍』(完結)  二十年、母は提灯を灯し続けた。帰らない息子の、目印として。あの夏の事件です。 第三作『約束の庭』(9月25日公開)  その庭の桜は、卒園していった子どもたちの数だけ植えられていた。柚木の、最後の事件です。 ※柚木数馬は、Kindleで刊行中の『柚木刑事シリーズ』(全三巻)と同じ刑事です。 ※昭和期の人身売買・性暴力を題材に含みます。
八月の蛍

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ミステリー・サスペンス17ページ

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 川で、身元のわからない男の遺体が見つかった。両手には、古い火傷の痕があった。  県警捜査一課の柚木と、新人刑事の三雲が辿り着いたのは、二十年前に城見町で起きた倉庫火災である。放火犯とされたのは、当時十六歳の少年。少年は町を捨て、以来消息を絶っていた。  町の南の外れに、老いた母が一人で暮らしている。「火付けの母」と呼ばれながら、二十年、盆のたびに軒先の提灯を灯し続けた女だった。―帰ってくる息子の、目印として。  誰も掘り返したがらない二十年を、二人の刑事が拾って歩く。  地方の町の、記憶と赦しの物語。  ※【柚木刑事シリーズ 第一作】本作は、城見町を舞台にした三部作の第一作です。県警捜査一課の柚木数馬と、新人刑事の三雲拓海。各作品は独立した事件ですので、どこからお読みいただいてもかまいません。 第二作『忘れ雪』(9月24日公開)  積もらずに消える雪を、忘れ雪という。八十歳の女が、六十年前の殺人を告白しに来る冬の話です。 第三作『約束の庭』(9月25日公開)  その庭の桜は、卒園していった子どもたちの数だけ植えられていた。柚木の、最後の事件です。  ※柚木数馬は、Kindleで刊行中の『柚木刑事シリーズ』(全三巻)と同じ、県警捜査一課の刑事です。
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