プロフィール

茅未つき
【会員番号】1190069
茅未つきと申します。

ぼんやり、まったり、細々と何かしらを書いていけたらなぁ、なんて。
主に異世界恋愛系が好きかもしれません。

こちらのサイトの、ページ分けや表紙ページなど、昔投稿していたサイトの雰囲気がちょっとあって、それを思い出して懐かしいような気持ち。

作品一覧

その鬼は晴れやかに笑って、

総文字数/12,137

ファンタジー22ページ

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――特別執行委員。 少女は、そして彼らは、そう呼ばれるものに所属していた。 その名の通り学校に設けられた委員会活動のひとつ。 しかしそれはメンバーを集め活動をするための名目であり表向きのこと。 ……実際の活動は公に知られるものではない、つまり名前は何でも構わないのだ、ただそういう組織として存在する、それが事実。 「吹野さん!」 「うんっ」 呼ばれた少女は床を蹴り大きく跳躍する。 紺色の影となって宙を舞い、一閃、鬼を叩き斬った。 窓から差し込む光を受け煌めきながら振り下ろされた刃は、確かに肉を切り裂き、だというのに血飛沫ひとつ散ることなく鞘に収まった。 鬼退治。 秘密裏の活動、それがこの委員会の役目――。
王は断罪し、彼女は冤罪に嗤う

総文字数/8,584

ファンタジー16ページ

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国王が王妃を断罪した。 それはまるで、何十年と前の、 当時王太子とその恋人だった自分たちが、 婚約者だった少女に行ったのと同じ行為。 国王は見知らぬ少女をはべらせるべく そばに呼び込む。 しかし彼女は、笑って首を振る。 「お好きですわね、真実の愛」 過去、現在と、 大義名分のように国王が口にした 〝真実の愛〟を、嘲笑うのだった。 ----- 「わたしは殺され、あなたを殺す」 と同じ国が舞台です。
婚約破棄、それぞれの行く末

総文字数/7,445

ファンタジー6ページ

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「お前との婚約を破棄するとここに宣言する!」 婚約破棄を突きつけられた令嬢は、 「まあまあまあ! 真実の愛ですのね!」 と、目を輝かせた。 戸惑う王太子だったが、恋人もまた、 「あなたは王太子だったのに、あたしを選んでくれるなんて……!」 と、涙を浮かべた。 王太子、だった、のに? まるで過去の話のようではないか。 これは王太子が真実の愛を勝ち取り、令嬢が夢を叶えるお話。たぶん。  * まあまあ勢いで書きました。 他サイトにも投稿。
わたしは殺され、あなたを殺す

総文字数/11,195

ファンタジー17ページ

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底辺貴族と呼ばれる身分のセレニカは、 アカデミーで王太子と出会い、親しくなった。 しかし面白く思わない者に呼び出され、 小言を並べられる日々に心は疲弊する。 彼には婚約者がいるのだ、 育んでいるのは友情とはいえ 見咎められるのも当然だろう。 離れようとする彼女に、彼は言った。 「セレニカを愛している」 婚約は破棄するからと真摯に告げられ、 身分違いの二人は恋仲となる。 だというのに、彼は卒業の場で宣言するのだ。 婚約者と結婚する、と――。
誓ったはずの、きみへの愛

総文字数/42,600

恋愛(その他)41ページ

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「メリッサ、婚約を解消しよう」 親に決められた婚約者に別れを切り出したのは、 致し方ないことだった。 幼い頃から一緒で、大切に想っていたけど、 だけど、だからこそ、許してはいけないのだと思った。 今にも泣き出しそうな顔に、胸が痛んだ。 それでもこれは彼女のためでもあるのだと、 罪のない令嬢を虐げ、信頼を裏切った彼女を 改心させるためなのだと、思っていた。 あの泣きそうな顔が、浮かんでは僕を責める。 信じきれなかった。繋いでいた手を離してしまった。 僕はきみを、愛していたはずなのに――。

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