王は断罪し、彼女は冤罪に嗤う

ファンタジー

茅未つき/著
王は断罪し、彼女は冤罪に嗤う
作品番号
1711120
最終更新
2023/12/09
総文字数
8,584
ページ数
16ページ
ステータス
完結
PV数
10,132
いいね数
14
国王が王妃を断罪した。

それはまるで、何十年と前の、
当時王太子とその恋人だった自分たちが、
婚約者だった少女に行ったのと同じ行為。

国王は見知らぬ少女をはべらせるべく
そばに呼び込む。

しかし彼女は、笑って首を振る。

「お好きですわね、真実の愛」

過去、現在と、
大義名分のように国王が口にした
〝真実の愛〟を、嘲笑うのだった。


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「わたしは殺され、あなたを殺す」
と同じ国が舞台です。
あらすじ
「王妃ライサよ! エフレム・ディメイズは、ここに貴様と離縁することを宣言する!」

 国王であるエフレムの誕生祭で、それは起きた。
 祝賀のため集められた貴族たちの前で行われた、国王による王妃の断罪――。

 なぜ、と問いかける王妃に告げられた罪状に心当たりあるものはなく、ああ、とライサは心の中で呻いた。

 過去の過ちが自身に返ってきたのだ、と。

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