愛してくれてありがとう。





…………うわ…
高そうなところだな…




翔に連れてこられたのは
ここらへんじゃ有名な普通のホテルだった





ずんずん足を進めていくと







『翔様っっ!』




白髪だらけのおじーさんが話しかけてきた





………翔様?
何?お偉いさん?





1人プチパニックの私をよそに






『あぁ、安藤。
1部屋貸してくれないか?』


『かしこまりました。
………そのお方は…?』


『あぁ、拾ってきた。
ガキがあんなところにいたら危ないだろ』


『……そうでらっしゃいますか。
翔様が他人を心配するなんて
珍しいですな』


『…あぁ、別にいいだろ
部屋に行く
何号室だ?』


『申し訳ございません
はい、24階でございます』


『分かった。急で悪いな
ありがとう』


『いえ…
…おっと、私はこれで……
ゆっくりとおやすみください』





と言うとおじーさんはどこかへ
行ってしまった