どこからか、歌が聞こえてきます。 「山が吹雪を起こすぞ、海が火を吹くぞ。おいらたちの出番さ! 昨日のおやつは何だった。馬鹿な子供! 明日のおやつは何だろう。賢い子供! 今日のおやつは何だ! 夜更かしの子供! はだしの子供! パジャマの子供! 銀色の長い髪の女の子! 猫と一緒の女の子! おいしそうな女の子! それ太ももは二本だけ! さあ頭は一つだけ!」 なんということでしょう。 雲の陰から、恐ろしい歌い手たちを乗せた大きな帆船が、のっそりと出てきます。 ホブヤー妖精です。