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そうして無事に遠山副会長の埋め合わせとして開かれたお茶会はお開きすることができた。


遠山副会長が大人しくて良かった、と棗様が溜息を混じえて言っている。




「棗様のご友人はいろんな方がいますねー」


「…変な奴ばっかだ」




私はテーブルの上のカップやらをカチャカチャ丁寧に片付けていく。


そして椅子に疲れたようにもたれ掛かって座る棗様。



大変お疲れのようで……。




「…あのさ」


「…?はい、なんでしょう」




不意に目をどこかに逸らしたまま言い出した棗様は、何か気まずそうな表情をしている。