イケメン王子の花メイド






そもそもなんで小塚森様はここに物置部屋があることを知ってたの!?


あ、それは外の扉にちゃんと書いてあるから分かるか…。



じゃなくて!

こここ、小塚森様さっき私になんて言った!?




〝俺のメイドにならない?〟





……て、展開が突飛過ぎてついていけません…。


つまり、トイレを案内してもらうというのは口実で。


小塚森様はこれを聞く為に私を…?



ていうか、なんで小塚森様が私に!?





「ど、どうしてですかっ?」


「え?うーん……好きだから?」


「……へ?」


「いや、俺が花ちゃんのこと好きになっちゃったからだよって」




そんなサラリと。

そんなサラリと!



私の頭は既にパンクしそうです!



…ま、待って!?

小塚森様がほんとに私を!?


私まだ小塚森様と会うの二回目ですよ!?




「まぁ一目惚れってやつかなー。もうあの日から花ちゃんを俺のメイドにすることばっか考えてたもん」


「そっ…」




そんなまさか。


私はかあっと顔を赤くなるのを感じ、パッと俯いた。



……ど、どうしよう。