【完】斜め前と、ちっぽけな涙。

夏休みまでの、カウントダウン





残り、3日です!




教室では、みんなお祭りについて盛り上がってるらしい。




やっぱり皆、友達や彼氏と行くのかな?




そういえば、由美ちゃんも彼氏と行くって言ってたっけ。



っていうか…………





「由美ちゃん!!!!」




「わっ、ビックリした。どうかした?」





いきなり大声出さないでよ、と由美ちゃんは言った。




「ごめんごめん……じゃなくて!!由美ちゃん彼氏いたのっ!?」




すると、由美ちゃんは顔をみるみる赤くした。




「こ、声がでかいわ!」




はっ…!!しまった。




周りを見ると、驚いた表情の人がたくさん。




「ひゃー!由美ちゃんまじごめん…」




「はいはい、許してあげるから。てか、彼氏いるって言わなかった?」




えっ、言ったっけ…?




覚えてないな…………うん。




「覚えてないって顔してるわね、ほら、アイツだよ」




アイツだよ……って、結構身近な人なの!?




私は一瞬で振り向き、誰か確かめようとした。




「ど、どれ?」




由美ちゃんが指指したのは、男子のグループだった。




あの中にいるの……?




そのグループの中には、たくともいた。



ま、まさか………