【完】斜め前と、ちっぽけな涙。

そんなあたしたちの、言い合いを、





切なそうな、愛しいそうな顔で、





見ている人がいたなんて




気づかずに。






「たくとーっ!それあたしのお菓子!」





「こんなん食べたら太るぞー!俺が貰ってやるよ!」





「はぁっ!?欲しいだけでしょ!」





「いいんだよ!うっせーうっせー!」





やっぱり、あたしはこうやって、楽しくしてるのが1番だ。




うるさくたって、楽しければいいもん!





あたしは、そう思い、





石田くんのことを忘れることにした。





そんな石田くんが、





あたしを想う気持ちなんて、




これっぽっちも知らずに_____