難プリ(難アリ王子様)

「・・・た、高野くん・・・・・・」

なんていうか、もう・・・驚きすぎて、開いた口が塞がらない・・・。

白い影の正体は彼だったの!?

――ってか、
「なんでシーツ被ってんのよ!?」
やっと本調子に戻ってきたのか、私はツッコんでいた。

そう。
彼は何故か、どこから持ってきたのかベッドシーツを頭から被っていたのだ。

「なんでって・・・、幽霊に扮して正体がバレないようにするためだ」
「自分からバラしたけどね?」
「だって!!ほっといたらイチャイチャしそうだったから!!」
「しないわよ!!」
全力で否定した後、ふと引っかかる事に気付いた。

「何しにココに?・・・もしかして・・・ストーカーしてた・・・?」
おそるおそる尋ねると、
「雛鳥さんを、じゃない!!」
「わかってるわよ、灼呀くんを、でしょ」
「うん」
素直か。