難プリ(難アリ王子様)

フッ。

明かりが消えた!

「きゃああああ!?なにっ!?停電!?」

私は思わず近くにいた誰かに抱きついて――・・・・・・。
――いや、抱きついたのは私ではない、向こうから抱きついてきたのだ!

「いやだぁ~!暗いの怖い~!早く、早く電気をつけてくれ~!!――あぁ、だがしかし、こうやって初菜ちゅんと抱き合ってるこの状況は非常においしく・・・」
「どさくさに紛れて何すんですかあっ!!」

どんっ!

翠斗さんを突き飛ばしたのと同時に、パパッと明かりがついた。