「悠クン!どうしよう! 終わんないよ!わかんないよ!」 半泣き状態で 僕に詰め寄る菜奈についつい… なんてことはなく。 「わかんないもなにも、それ作文だよね? そればかりは教えるものじゃありません」 「悠クンのばか!なに書けばいいのかわかんないの!」 「本を読んでの感想書けばいいんだよ!」 「とても切なく思いました。 これでいいかな?」 「もれなく、やり直しがついてくるな…」 「えー!!!!」