「やっぱ、俺の目に狂いはなかったなあ!」 昼過ぎのビルの中。 僕の目の前には 明るい笑顔のプロデューサー。 この人二重人格ですか? って言いたいくらいの…。 「まあ、NANAならこの曲選ぶと思ったしねえ…。 本当に君たちの縁はすごい! まあ、そういうふうにうまくやったのは俺だけどな!」 「…どういうことですか?」 プロデューサーの言葉に 菜奈が訪ねた。