君色キャンバスのレビュー一覧
5.0
君の笑顔がみたい
――それ以上に、君の傍にいたい
この作品は、試練に打たれ笑顔を無くした少女と
その少女の笑顔を取り戻そうとする少年の物語
親の厳しい教育―またの名を虐待というの中で育てられた紗波はいつしか笑うことを忘れてしまう。
中学にはいってからはさらにトラウマとなった言葉を言われ続けることで、身動きもとれない状態に。
度重なった辛い出来事から感情をなくし天才人形と呼ばれた高校生活。
そんな彼女に光を灯し救った裕輝に紗波は引かれる。
裕輝の一途で真っ直ぐな思いが胸に刺さります。辛いことがあっても、一人でも支えてくれる人間がいるということは、とても大事なことなんだと感じました。
途中、胸が苦しくなるような場面がありましたが、最後は心が温かくなります。
あなたは、大切なひとをぞんざいに扱ったりしていませんか?
もう一度、友人や恋人などの大切さを確認できるお話だと思いました。
とても綺麗でした。
絵をテーマとした物語に、美しい景色が色を添え、独特な世界観を作り上げていました。
心を閉ざし感情を忘れた少女と、優しい不良少年の交流というストーリーも素敵。
ゆったり流れる前半部分も、後半のスピード感ある展開も、どちらも私は好きです。
紗波を笑わせたいと願う祐輝が、押し付けがましい手法ではなく、
自然体で寄り添い、彼女の中に変化が起きるのを待つと言う姿勢に好感が持てます。
(最後はヒーローらしく、ガッツリ行動していましたが。見せ場がありそれも良かったと思います)
最後のページは、祐輝が書いた文章なのですね!
キャンバスの中で笑う二人…嬉しくなりました♪
紫鶴さんの文章には力があります。美しさに圧倒され、何度も鳥肌が立ちました。
今後も書き続けて下さるのですね♪大いに期待しています♪
読み終えた後、
私も、この小説の素晴らしい世界観に
染まってしまいそうでした。
まずは…「小阪 弘」の正体に驚きました
小百合から「小阪 弘」の情報を聞かされている時、紗波の心情は実に複雑だったでしょう…。
光の事を認めてあげた紗波は、
どれだけ器が広くて優しい人間なんでしょうか…。
でも、光の『苦しみ』が分かっていたからこそ、認めてあげることができたのでしょうね…。
そして、祐輝。
病気に少しずつ蝕まれていた彼は、
その中も笑顔を見せてくれました。
この小説の最大のインパクトは
やはり、作者 紫鶴さんの世界観。
こんな素敵(この言葉じゃ表し切れないけれど)な世界観を描けるのは
この作者だけなんじゃないでしょうか…。
素晴らしい世界観で、
とても感動の出来る作品を、
ありがとうございました。
これからも、紫鶴さんの素晴らしい世界観を、読者に届けてください____
“白”い世界に色を吹き込む。 その“世界”が色を纏っても、心が見えることはなく。 手を伸ばしても届かない闇のなか。 もがいて、だけど何もないそこへと不幸を感じた。 いつか、手を伸ばすことさえも止めた。 でも、君が笑うから。 君の笑顔から世界が色づき、私は光へと踏み出した。 塗りつぶされた世界には何がある? 不幸のなかで笑える理由? その答えがあるのは、きっと君自身── 苦しみや悲しみのなかで優しさを見つけられたなら、それはきっと素敵なことなんだと思う。 どんな色よりも優しい君色を見つけた主人公のお話。 ぜひ、ご一読を。
“白”い世界に色を吹き込む。
その“世界”が色を纏っても、心が見えることはなく。
手を伸ばしても届かない闇のなか。
もがいて、だけど何もないそこへと不幸を感じた。
いつか、手を伸ばすことさえも止めた。
でも、君が笑うから。
君の笑顔から世界が色づき、私は光へと踏み出した。
塗りつぶされた世界には何がある?
不幸のなかで笑える理由?
その答えがあるのは、きっと君自身──
苦しみや悲しみのなかで優しさを見つけられたなら、それはきっと素敵なことなんだと思う。
どんな色よりも優しい君色を見つけた主人公のお話。
ぜひ、ご一読を。
「……どうして、不幸の中で笑えるの?」 君が私を助けてくれたなら 私は、また笑えるのだろうか__…。 __君を描こうか…。 ___________……… 描写の部分が、とても素敵でした!! 紗波や他の人物の、心情の変化が上手です。 素敵な作品有り難うございました。
「……どうして、不幸の中で笑えるの?」
君が私を助けてくれたなら
私は、また笑えるのだろうか__…。
__君を描こうか…。
___________………
描写の部分が、とても素敵でした!!
紗波や他の人物の、心情の変化が上手です。
素敵な作品有り難うございました。