『不幸の中でも、
小さな幸せを感じた時…。
人は、心から笑えるんだ』


作中、紗波の前で
祐輝が言った言葉です。

あなたはこの言葉を聞いて、
どう感じるでしょう。



初めまして(かな?)
作者の紫鶴(シツル)です。

『君色キャンバス』をお読み下さり、
ありがとうございました!

私自身、長編を書くのは苦手な方なので
274ページも書けたのは、
支えてくださった
読者の方々のおかげです。



ベッドの上で、
紗波に向けて祐輝が言った言葉。

『不幸の中でも、
小さな幸せを感じた時…。
人は、心から笑えるんだ』


イメージしてみて下さい。

あなたが不幸だった時の事。

それか、不幸だと思えるような物事。


そんな時の友達の小さな優しさや、
道端に咲いてる花を見て、なんとなく、
幸せになった事ってありませんか?


私はあります(笑)
そんな小さな事で、幸せを
感じるような人間なんです…(笑)


紗波にとって、不幸だったのは、
雪や春菜、真美や光のイジメ、
母親の虐待、
父親のなりすまし、でしょう。


ちょっと不幸にしすぎました(汗)
紗波に謝らなければ…ごめんなさい!

そんな時、祐輝の優しさに触れ、
少しずつ幸せを感じた紗波。


紗波にすれば、祐輝の笑顔や優しさが
幸せだった訳です。


そして、最終的に紗波は…


…紗波の笑顔…
うん…アレですね…/////←失敬




そんな訳で、
この物語は完結 致しましたが、
まだまだ続きます。物語の中で。

紗波と祐輝は、これからも幸せな記憶を
作っていくんでしょうね。


感想、随時 待ってます。
この物語を読んで、
感じてくださったこと…
教えて下されば、と思います。

…あ、レビューも待ってます((ボソッ



それでは、もう一度。

この物語を読んで下さって、本当に、
ありがとうございました!



2014.4.7__紫鶴




竹久祐さんが、
ポエムを作って下さいました!
作品の絵が浮かび上がってくるような
素敵なポエム、
ありがとうございました!



凍てついた瞳に
色を成さない景色がただ……
映っていた


微笑みのない無表情な顔


何を描いても
納得できずに

ただ……描くモノを探していた


目の前の笑顔を
見つめていても
描くことができなかった



生きていない絵画

それが……わたしの心

わたし自身の姿


あの日
彼は見透かしたのかもしれない


笑顔を描きたい
何度も
消しては書き直した


指が……胸が……心が……
震えていた



チリっと
何かが……小さな音を立てた



彼と言葉を交わした


パレットに広げた幾つもの色たち

キャンバスに描いた絵画に
生きた魂を吹き込む


兆しだったーー