世界は滅びるよ【短編】



「だから言ったのに…。
どうして誰も出ていってくれなかったの。」


泣きそうな顔で俯く少年に、先生は近寄って言った。


『だからって、せっかく皆で作ったブロックのお部屋、壊しちゃだめでしょう?』


「人が溢れすぎたんだもん。
3人で良かったのに。」





部屋の隅っこにあった、小さな小さな世界は音を立てて崩れた。





【END】