すぐに浴室へと直行してドアをあけようとすると



「あっ!斗真…

時計濡れちゃったらいけないからはずしたほうがいいんじゃない?」


エリカにそう言われ、


「あっ、そうだな?んじゃたのむ」


俺は腕時計をはずした。

そして何のためらいもなく、エリカに手渡した。