精一杯のLOVEをあなたに。。。

「斗真のバカ…」


なぜかな？


人の目が気になるのに、溢れてくる涙を止められなかった…

「一人で帰る」


そんなつまらない意地をはったのは、三分前。


なのに…


駅へと向かう道を一人で歩きながら、もう後悔していた。



…ほんとに斗真を
怒らせてしまったのかな？



…このまま終わってしまうのかな？



でも…


…私だってずっとずっと我慢してたんだから。。。


立ち止まり


歩いてきた道を振り返ってみても、斗真の姿はなかった。



私はいったい何を信じて待てばいいのか…

わからなくなってしまった。