永久鬼ごっこ


探すこと、20分…。

結構2人は遠くに行っていたようで、なかなか見つからない。


「何処にいるの…?」

早く会いたい──

そんな強い思いが通じたのか、目の前に1つの灯りが見つかった。

そしてその中央に人影があった。

「千沙!………ッ!?」

あたしは嬉しさに溢れた声を出したが、途中で言葉が詰まってしまった。

そこには1つしか人影がなかった。

いつも千沙の隣にいる亮介君が見あたらず、いるのは千沙ただ1人。

そして灯りに当たって涙がキラリと輝いて千沙の頬に流れ落ちた──。