永久鬼ごっこ


─プルルルルルルル…プルルルルルルル……ガチャ─

〖も、もしもし?…結美ちゃん?〗
未桜が電話にでた。けど、微かに声が震えているのが分かった。

「未桜?そっちには鬼着いてきてないのね?」
〖う、うん。私も隼人君も無事だよ……。千沙ちゃんは?〗
あたしが、未桜に無事かどうかを確認した。そして、未桜は千沙の事をあたしに尋ねてきた。

「分からない……だから今から電話をしようと思ってる。まだ、鬼ごっこは終わってないから気を付けて」
〖うん……。分かった、気を付けるね。それじゃ、また後で……ね?〗

─ブツリ─

あたしは電話を切った。

「無事だったみたいだな。後は…村岡と亮介だな。」
正汰が、あたしに向かって少し微笑みながら言った。
2人の無事が確認できて嬉かったらしい。

「じゃぁ…千沙にかけるね」
そう言ってあたしは千沙の電話番号を押した。

どけど、その時に2人が危険な目にあっていたなんて知らずに電話をかけた。