永久鬼ごっこ



─ドンドンドンドンドンドン─


みんなが寝静まった23時40分。


後数分で恐怖の鬼ごっこ、2回目が終わろうとしていたときだった。


いきなり、みんなで寝ていた部屋の1つの窓から大きな音がした。


「ん?…正汰…。変な音が窓からするよ?」
あたしの隣で寝ていた正汰の体を揺さぶった。

「ん?なんだよ………!?」

正汰は音のする窓の方を見ると、月の光でシルエットが見てた。

そこに映っていたのは……。昨日と、今日…。
そしてこれからも、あたし達を恐怖に落とし入れた髪の長い少女のシルエットだった。


「き、きゃぁぁぁぁああああ!!」

あたしは恐怖のあまり叫んでしまった。
みんなはあたしの声で飛び起きた。

そんなのにもお構いなしに強く窓を叩く鬼。

みんなは起きた後に月の光で見たシルエットと、窓を叩く音で今の状況をしかいしたようで、千沙と未桜ほガタガタと震えている。
それを落ち着かせるように亮介君は千沙を、隼人君は未桜を強く抱きしめている。

それでも窓を叩く音は止まない──。