みんなは授業が始まっても泣き続けている人がたくさんいた。
いろんな先生に、一樹君達の事を聞いてみたけど…
誰1人…覚えていなかった─────。
あたしも“昨日の事”で、頭がいっぱいになってしまい、授業なんて受けずに屋上でボーッと空を眺めていた。
何で寄りによってあたし達なの──?
あたし達が何かしたの?ワカラナイ───。
何で一樹君達の存在が消エナイトイケナイノ?
そんな言葉があたしの頭の中をグルグルと駆け回る。
こんなときでも透き通っている空が憎い……。
こんな惨めなあたし達をあざ笑っているようにしか見えない。
そんな思いを心の中にポツンと残しながら昼休みのチャイムと同時に、屋上を出ていった。

