「それじゃ…」
「「「いただきます!」」」
みんなで声を合わせてご飯のカレーを食べ始める。
「お!すっげー上手い!」
「本当?ありがと」
あたしと正汰は、そんな何気ない会話をしていた。
(ん?なんか視線が気になるな)
そう思ってみんなの方を見る。
「「ジーーーーッ」」
みんながあたしと正汰を見ていた。
「な、何だよ…」
正汰もみんなの目線に気がついたのか、みんなを見て言った。
すると千沙は少しニヤニヤしながら
「お似合いだなぁって思ってただけ!ね~みんな?」
すると、あたしと正汰と千沙を抜いた3人が、縦に首を振ってきた。
…あたしの顔が、赤くなっていくのがわかった。
そんなあたしを見て千沙は、もっと言ってきた。
「そんなこと言って!本当は付き合ってるんじゃないの?」
さらにあたしの顔は赤くなった。
「そ、そんなんじゃない!」
あたしと正汰の声が重なった。
みんなは、『仲がいいな~』とあたし達2人をみてくる。
「か、からかわないでよ!もう!」
とあたしは顔を赤くしながら言い、ご飯を食べ始めた。
みんなもニヤニヤしながら食事を再会し始めた。

