時刻は19:00
「それじゃぁ晩ご飯でも作ろっか。」
「そうだね。男子は部屋にいていいよ?」
「はいはい!バカどもは出た出た!」
そういっつ、男子をリビングから追い出した。
「さてと…。」
あたしは呟きながら、冷蔵庫を開ける。
入ってるものは…
「人参、ジャガイモ、玉ねぎ、お肉…カレー作れそうかな?2人ともー!今日はカレー作ろっか。」
あたしが、2人に言うと、「了解」と返事が返ってきた。
何回も正汰の家で作っているから器具が何処にあるかなど分かってきた。
あたし達はお喋りをしながら作っていった。
──そして、数十分後──
「「「完成ーー!」」」
3人で声をそろえて言った。
「あたし、正汰達呼んでくるね」
「行ってらっしゃい」
千沙と未桜とちょっと会話をした後、エプロンをとって正汰達のいる部屋に向かっていった。
─ガチャ─
「3人ともー。ご飯できたよ」
あたしがドアを開け、そう言うと「待ってました!」と言わんばかりに正汰は部屋を飛び出し、階段を下りていった。
部屋に残されたあたし達は、少しだけ微笑みながら正汰の後を追って、リビングに向かっていった。

