当時、ミラ子の同期は
男子が5人、女子6人の
計11人。


部署もマチマチで
営業に建設、設計
積算、エクステリア、事務…
様々です。


もちろん、仕事終わりの時間も
マチマチだし休みも
営業と事務とでは違うんですよね。


結局、集まれるときに
集まれる人がやるという。


でも結構、仲良かったので
みんな、仕事の段取り付けて
会社に残ってやってました。


当時は今ほど残業ダメ…などなど
厳しくなかったですしね。


でもね、
やっぱり疲れてくるんですよね。


休みの日は会場探しや
ケータリングの手配やら
ゲームの企画に景品揃えたり…。


っで、ある時
その日ももう時計見たら
10時回ってるんですよ。


ふと、誰かが言ったんです。


「疲れたなぁ…」って。


なるべく言わないようにしていた
言葉を言っちゃったんですよね。


途端に愚痴大会(笑)


そして、最後は
もう、こんな会社辞めてやるーって
話それまくりでね。


でもね
何のきっかけか誰が言ったのか
覚えて無いんですけど


「だけど、やるしかないよな。」って。


そしたらみんなも


「うちらが今までとはちょっと違うってとこ
見せようぜっ。」


とか。


急に何だか熱くなって…


気づけば各々、机の上に乗って
叫び出すという…(;・∀・)


ワンフロアの広めの
オフィスだったんですけど
机の上を走りましたね。


みんなゲラゲラ笑ってて
疲れてるから変なテンションで
でも、楽しくて仕方なくて。


きっと、いつまでもこのメンバーで
いる訳じゃないんだなって
思いながらも
その瞬間だけは永遠に感じて。


その時のみんなの顔だけは
未だに鮮明に覚えてます。


その内の一人が後に
病死するんだけど
今でもあの笑顔はハッキリと
覚えています。