「プラネタリウムなんて、久しぶり…」 「そう?」 「うん、楽しみ…!」 私がそう言うと、南雲くんは少し目を細めた。 その優しい微笑みが、好き。 もっと、笑って欲しい。 笑った顔を、もっと見たい。 ……なんて、言えないけど。